2016-11-27 野性を見る ふらふら 大自然の中、濁る川の中、蜘蛛の巣の中。 この川の中にはさまざまの野生がいるらしい。 内臓だけを喰らうもの、一同に介し何もかも喰らい尽くすもの、丸めて一飲みにしてしまうもの。 これはまさに品がなくて美しい世界だ。資本主義特有の美しさだ。 あゝ、その華麗さで僕を埋めてくれないか。 この意識がなくなった無意識の果てで、僕も生き延びていけないか。 意識を持った意味が全体のためなら、そもそもこれは資本主義的でない。 もしやるのなら、ゾンビになってライバルのゾンビと闘いたい。 それだけが僕の願いだ。